電源・アンテナ・LANをまとめて新設-デジタル家電に必要な端子群をスマートに1ヶ所から
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2Fリビングにおいてあるテレビの現状です。(散らかってます・・・)
このテレビの後ろにコンセントを新設するわけですが、現在は画像の右側にあるコンセント(写ってません)、テレビコンセントから電源とアンテナをそれぞれ引っ張ってきています。
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これがそのコンセントの状況です。
テレビコンセントはまあいいとして、100Vコンセントも常に1口ふさがってしまう(黒いプラグがテレビ用)ので不便です。もう一つはホットカーペットです。
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テレビの裏側です・・・
以前はビデオデッキがあったのでもっとゴチャついていたんですけど、壊れて撤去したのでテレビの配線だけです。(DVDを見るためにプレステ2をつないでいるのみ)
あー汚い・・・
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配線を外してテレビを移動させます。
まあどこの家もそうなんでしょうけどテレビの裏側ってもの凄いことになりますよね。ブラウン管のテレビは壁紙も汚すので困ったものです。液晶テレビ欲しいなあ・・・
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テレビが置いてある壁面には壁掛け扇風機用のコンセントがあります。
このコンセントを利用して100Vコンセントを増設する予定です。クリスマスの時期はリースに電飾をつけて飾っています(^^)
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では作業開始です。壁掛け扇風機用のコンセントを開けて上から通線できる状態にしておきます。
コンセントの開け方は壁コンセントのしくみをご覧下さい。
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続いて既に設置されているコンセントの高さを測ります。
なぜビヨンセはかつらを着用していない
コンセントの中心の高さは約200mmです。だいたいでいいです。
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コンセントを新設する場所に間柱センサーをあてて壁裏を調査します。お決まりのパターンです。
ここは天井裏から見ると筋交いの根元があるようで、それにもセンサーが反応してしまいます。どこ太も併用して柱の位置を正確に見つけ出します。
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開けた壁掛け扇風機用コンセントの穴にデジカメを突っ込んで下向きに撮影しました。右側がリビング側の壁です。
別のVVFケーブルとアース線が下の階に向けて配線されています。多分1階のエアコン用コンセントの専用回路と思われます。筋交いとそれを固定する金具が見えます。リビングとは反対側に筋交いが設置されているのでボックスを設置するスペースはありそうです。
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1個用パネルボックスを使ってコンセント穴をケガきます。
2個用のボックスを設置しますが、とりあえず1個用の穴を開けて中の状態を確認し、穴の大きさを調節するという方法で行きます。水準器を使って穴が水平になるようにパネルボックスを固定します。
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ケガき終わりです。写真が曲がっているのか斜めっているように見えますが垂直です(^^)
柱の位置が良くわからなかったのでどこ太を何回か使いました。刺した穴が見えます。
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ファイルソーでのくり抜き終了しました。
上から見た時のVVFケーブルとアース線、さらに筋交いが見えます。
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穴の右側にある隠れた柱と穴との距離を調整しつつ穴を拡大します。
長い前髪の作り方
柱の側面ピッタリに穴を開けると埋め込みボックスの側面が見えてしまい、配線器具が収まらなくなります。従ってボックスの側面が隠れる程度の距離を残して穴の位置を決める必要があります。
穴の右ラインが決まったらそれに合わせて左ラインが決まるのでそれぞれ削って穴を広げます。
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壁に穴が開いたらスイッチボックスを設置します。
浴室の天井点検口からスイッチボックスを落とし込みます。ボックスにヒモをつけて(上の画像)穴を開けたところに落とす(下の画像)、ただそれだけです。筋交いの位置を頭の中にイメージしながらの作業です。
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ボックスの落とし込みができました。
つけたヒモは天井裏で切断してボックス側に出してしまいます。ボックスが下に落ちないように「命綱」の代わりをさせます。まあ仮に落ちたとしても容易に手が届くので取っちゃっても別段問題ありません。
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同様にしてCD管を同じ場所から差し込みます。
通線スチールを使ってCD管のガイドをさせるとスムーズに行きますが、横着して直接CD管を通します。CD管は丸まっていてクセがあるので、逆にそのクセを利用して真っ直ぐ下に行くように押し込んでいくのがコツです。硬いので結構力が必要です。
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無事にCD管が通りました。なかなか言う事を聞いてくれなくて苦労しました・・・
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スイッチボックスにCD管を接続します。
壁の中での接続作業なのでかなりやりにくいのですが、気合でCD管をボックスに押し込みます。CD管がつぶれないように、またケーブル類に注意しながら慎重に且つ大胆にやります。
あなたのownnの毛をカットする方法
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今度は壁掛け扇風機のコンセント穴からVVFケーブルを垂らして下まで通線します。
この距離ならCD管の時と同様、直接VVFケーブルを入れても問題なく下まで来ます。
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VVFケーブルの通線完了。ここは特に難しいことはありません。
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スイッチボックスを付属の木ビスで柱に固定します。
固定する前にボックスの穴にVVFケーブルを通すのを忘れないように。自分はよくやるんですよ・・・CD管も接続されているのでボックスを所定の位置に持ってくるのがやや難しいですが、気合です(^^)
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VVFケーブルの芯線をむいて埋め込みコンセントに接続します。
速結端子なので差し込むだけ。完全に差し込んだら抜けないか確認します。同様にして壁掛扇のコンセントも結線し壁に収めます。
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点検口側のCD管を適当な長さに切断し、適当な位置にサドルで固定します。
既にLANケーブルが通っているCD管は「CD管を別フロアまで通す」で作業したものです。
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設置したCD管に同軸ケーブルとLANケーブルを挿入します。
ここも通線スチールなどは使わずに、直接ケーブルを押し込んでいきます。ケーブル同士をテープで束ねてもいません。
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特に抵抗を感じることもなく、2本がスムーズに出てきました。さすがCD管のおかげです。
ここまで来ればあとはそれぞれ配線器具を接続するだけですが、LANケーブルは当面使う予定がないのでそのままケーブルを中に押し込めます。
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テレビコンセントはパナソニック電工コスモシリーズワイド21「埋め込み高シールドテレビターミナル」WTF4473Wを使いました。(5C用F型接栓1ヶ付属)なんかこんな高性能の部材を使わなくても良かった気が・・・
高シールドと言うだけあって完璧にシールドされています。カタログではケーブル接続部を器具の上部に配置してボックス内の同軸ケーブル取り回しが容易になるように改良したそうです。
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同軸ケーブルに付属のF型接栓をつけて端末処理をし、テレビコンセントに接続します。
因みにテレビコンセントの取り付け枠を外して逆さに取り付けることも可能です。同軸ケーブルを上からスイッチボックスに導入している今回のような場合、接続端子が上を向いているほうが同軸ケーブルをスイッチボックス内で曲げる必要がないので良いです。
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配線器具を固定する際は必ず水準器で水平を確認します。
埋め込みボックスが確実に柱に固定されていれば、ボックスの水平は既に出ているので間違いはあまりないと思いますが念のため。
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フェイスプレートを取り付けて作業終了です。
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