速いトップコートを乾燥させ、ドアをINM
板金塗装Q&A | 綾瀬市(株)ボディーショップ山口車名人
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より良い補修塗料は乾燥が必要です。乾燥とは単に溶剤、水が蒸発するのではなく塗料が化学反応をしてより強力な皮膜を形成する為に必要な熱です。熱を塗膜に与える為に塗装ブース、外部乾燥機が必要です。その外部乾燥機として熱風乾燥機、赤外線ランプ、赤外線乾燥機等があり、それらで強制乾燥を行います。塗装ブースがなくても、使う塗料に違いはありません。
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塗装ブースは2つの目的に使用します、1つは広い面積を塗装する際にごみが着かない様にする。あと一つは乾燥です。さらに、乾燥時間が早くなり、ブース内の温度を一定にあげるので、乾きにムラが少なく、より効率的に乾燥させることができます。しかし、工場の立地条件や寒い冬などはブース内の温度も下側では温度の上昇が不足する為、水性塗料の乾燥に使用するエアーガンの様な物で内部の空気を攪拌させ温度を一定にする必要が地域によってはあると思われます。また、排気口に活性炭フィルターを取り付けることにより、環境対応も可能になります。
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最近の補修塗料は非常に良くなっていますが、より品質を求めている高級車には車メーカーが塗料品質の確認作業をされ推奨、指定を行っています。車メーカーの指定、推奨は一つの目安となります。最近では環境に配慮した塗料が求められており、水性補修塗料が欧州では主流になりました。しかし日本では法規制がきびしくなく、まだまだ溶剤型が主流です。溶剤にもハイソリットと言われている、主剤に対して希釈するシンナーの量が少ない塗料が現在の日本においては取り組みやすい対応と思います。温暖化等の環境問題で水性塗料が使用されるには、まだ時間がかかると思われます。
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赤外線には、長波(遠赤外線)、中波、短波の三種類があり、その波長の特質により、塗膜の乾燥を促進させます。波長が短い物は塗膜を通過して鉄板から温めますので塗膜に溶媒が残る事が少なく、乾燥時間が短く、よりきれいな塗膜形成を致しますので短波調赤外線乾燥機が今主流と成っています。使用するのは、主に鈑金後塗装する前の下地処理でサフェーサーを乾燥させたり、熱源が無いビニールブースを利用している工場などで塗装の乾燥に使っています。しかし、塗料メーカーによりベーコート・トップコートの短波での乾燥が推奨されていない場合があります。理由は、塗装が沸くと言われて品質低下と場合によっては、再塗装になる場合がある為です。特にドイツ製品が沸きやすいと聞いています。
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あなたの髪を押してくださいする方法調色とは、塗料を混ぜ合わせて対象の車の色にできる限り近づける作業工程です。具体的には、パッケージといわれる調色済みの塗料がありますが、同じシルバーでも、色ブレといわれるずれが生じるため、一般的な修理工場では、べース塗料の原色がセットになったミキサーといわれる攪拌機にベース塗料をセットして、対象車のカラーナンバーをパソコンデータより選び、電子はかりで決められた重量のベース塗料を計り、混ぜ合わせることでベースになる色を作ります。しかし、新車時の塗装でも色ブレがある為、調色ライトで実際の車両との色のずれを微調整する必要があります。実際の車両でもリアフェンダーの上部と下部で色ブレがあるのは、珍しいことではありません。実際にW211のシルバーC755では、当社の調色データ� �テストプレートが20近くあることでもわかります。
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現在のベンツのAクラス、Bクラスを除いた全ての新車は、ナノクリヤー(耐擦り傷性クリヤー)が塗装されております。補修時もナノクリヤーを塗装しないと、補修した部分に細かいキズがつきやすくなります。特に洗車機にかけるお客様は、洗車機のブラシのキズが残ります。このナノクリヤーの特性は、鋭角についたキズは消えませんが、洗車ブラシのような丸くついたキズは、太陽光などの熱で戻る特性をもっていると言われています。補修時は、必ずナノクリアーでの作業を工場に指示して下さい。特にぼかしと言う補修箇所以外にも塗装する場合、元のクリアーに足付けと言うサンディングが確実に出来ていない場合、再塗装の薄利が発生します。実際当社へ入庫したCLKの補修作業中、塗装の養成工程に張ったマスキング テープ(塗装しない部分に養成用のビニールを貼った事)を剥がしたら、クリアーが剥がれた車両がありました。足付けもされていなく、ナノクリアーでの補修で無かった為当社でサービスで補修した事がありました。
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"塗装する時、車室内に溶剤が入り込むことが原因と思われます。本来車体全体に養生用ビニールをかけ、塗装する部分だけを表に出し、ドアの塗装であれば、ドア開口部のボディ側に塗装ミストが入らないよう、ビニールとマスキングテープによって養生作業をします。まるで車体全体にラッピングする様に塗装部分以外ボディー全体をビニールが掛る為にミストが室内に入らないのでシンナーのにおいがしません、また、補修部以外に塗装ミストの付着が無いので補修による2次被害が防げます。"
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女性は自分の足shineyを作るために何を使うのですかスポット補修で、境目を目立たなくするために、補修部から旧塗膜にかけて薄く塗り広げることをいいます。仮に完璧に調色したとしても、塗装の境目がくっきり出ていれば上手な補修とは言えません。逆に調色はある程度でも、熟練されたテクニックでボカシ塗装を行うことで、補修部分は目立たなくなります。しかし、調色のブレをその場はごまかしても、ぼかした部分を鈑金塗装する場合また色ブレがでてきてしまいます。当社にも補修暦がある修理車が時々入りますが、調色時どこに合わせれば良いか悩んでしまう車両があります。低年式であまり車に興味がないのでしたらこれでも良いのかも知れませんが、高年式で特に外車の場合は下取りに出す時の査定落ちを考えると確実な補修をする事で下取り金額を大きく落と� ��ない事となります。
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鈑金塗装工場の方針が大きく違う事が1番の違いになります。そして工場の規模や人員・設備によっても違うと思います。軽鈑金のような損害の小さい修理を中心に修理をする工場では、数をこなさなければ売り上げも上がらない為、早さに対応できる材料や短波の乾燥で修理していると思います。小さい工場でも品質に拘り鈑金の社内基準を決めハイレベルの鈑金をしている工場もあります。中破や大破もこなす鈑金工場では、設備による修理時間の差が出てきます。しかし、人間が修理するのですから修理担当者の技術レベルや完成度のレベルがどの程度で完成とするかでも時間の差が出てきます。つまり、鈑金塗装工場の最終目標は鈑金をし塗装し仕上げる事になりますが、会社がスピードを優先するか品質を優先するか で時間の差が出ていてしまう事もあると思います。
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補修塗料は硬化させる方法が色々あると書きましたが、補修塗料が塗装ブース内で温風により乾燥させた場合は塗装面全体の硬化はしています。しかし、短波や遠赤などの場合表面の硬化はある程度はありますが、溶剤の抜けが悪い状態が考えられますので、洗車機などに入れるのは時間をおいてからが望ましいと言えます。でも修理した店からすると、せっかく綺麗に仕上げても洗車ブラシでキズがつくのは、修理する側からすると悲しいです。修理後は、洗車やワックス掛けをして頂き良い環境で使用して頂く事が修理した担当者からするとうれしいと思います。
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現在の補修塗料はライン塗料と変らないかそれ以上の耐候性、品質を有しており、信頼のおける上質の塗料をお使い頂いている工場が良いと思います。一般の方には、補修塗料のメーカーなどは、あまり耳にしないと思いますが国内の大手メーカーであれば、日本ペイント・関西ペイント・ロックペイント・大日本塗料・イサム塗料などが良く耳にすると思います。外資系では、デュポン・スタンドックス・RM・シッケンズ・PPG・グラスリッドなどが良く聞くメーカーです。お客様が修理される工場がなにを使用しているか聞いてみて下さい。
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茶色の目のために何色のアイシャドウ修理方法等各車メーカーで情報を流しておられますのでしっかりとその情報を取れる工場に入庫する事が重要と考えます。車メーカーの正規販売店、指定工場への入庫をお勧め致します。また、フレーム修正機とは大きく分けて@ジグ式Aグローバル式B床固定式の3つに分けられると思います。@のジグ式は、セレットやカーベンチが代表的です。この場合は、車両の車種事に専用のジグと言われるアタッチメントを取り付ける為精度の高い修正作業が出来ると言われています。実際ヨーロッパの各自動車メーカーからの指定をされています。Aのグローバル式は、専用のジグは必要ないのですが車両寸法図にあわせ計測ポイントを測定して作業をします。計測ポイントはジグ式と比べると少ないので� ��にトップ部分の測定が必要な場合があります。Bの床固定式は、作業場所の床に車両の固定やフレームを引きながら作業する機械の固定に使用します。計測や修正は、車両の寸法データーブックから確認し計測しながら作業する方法です。作業時間が早く正確なのは、@とAになると思います。Bの方法でも時間をかけて独自のノウハウで修理している職人がいるとも聞きます。すなわち@とAは、経験年数よりもこの機械を使いこなして経験を積んだ職人が早い時期に一定の技術レベルになる機械です。フレーム交換で1番重要なのは、取り外したフレームに新品の部品を取り付ける時です。新品部品を合わせ、ジグなどで位置決めをしスポット溶接する部分の塗膜を剥がし綺麗にクリーニングする事でスポットが綺麗に溶着� ��ます。しかし、最近の車両に使われている鋼材が変わってきていて、スポトのメーカーや製造された時期により大きく差が出ています。最近の主流派は、新車の生産ラインと同等のスポットが打てる機械をメーカーが販売しています。スポットの性能で強度も変わってきているのは、スポットメーカーのホームページをみて頂ければ安心して頂けると思います。
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ここでは鈑金に付いて考えて見たいと思います。凹んだ所を叩きタンマーとあて判で元の状態にする事を鈑金と言いますが。伸びた鉄を叩いて元のラインや形に戻す職人と、ある程度叩いてパテで成型してラインや形を作る職人がいた場合、後者はパテが厚くなります。厚い分溶剤が抜けにくいデメリットがありますが、塗装をして出来上がった場合あまり差が無いと思われます。作業時間は後者の方が早く出きるのは何となく解りますよね、これもお店の方針が早くと言う場合にありがちです。それが悪いかは、私には判断する立場でないのでコメントしませんが、保健修理の場合保険会社には時間が掛かる前者の方で見積もりをして、後者の作業をしている場合は銅でしょうか、お客様にそう言うお話があったのであれば良� ��ですが、ここは、問題だと思います。現実的には製品によって、どれだけ厚く塗れるかは違ってきますが、厚くぬれるもので20mm位のものもあるようです。どれを正しい鈑金とするかは、店の営業スタイルによる事を十分理解して修理後のトラブルにならない様お客様も見せ選びをして下さい。お客様のニーズが何なのかしっかり考え無理な要望があれば、何かが抜けるお店も場合よってはあるかも知れません。鈑金塗装業は、お店の方針にも寄りますが、決して大きな利益が取れる商売ではありません。皆様がこの業界にもっと興味を持って頂く事が皆様への満足度向上や技術力向上に繋がると思います。
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保険会社の対応の違いは確かにあります。出来れば信頼のおける方から紹介頂く方が良いと思います。又は保険会社より修理工場様と親しくなり相談される事も良いかと思います。代理店により事故対応や現場への立会いなどサービスや考え方が違うと思われますので、保険に入って入れは゛安心と思っていては良くありません。代理店の規模が大きければそれだけ対応が違ってきますので、契約する前に代理店に行き店構えや雰囲気で解る事もあると思いますので1度訪問する事をお勧めします。
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車メーカーの正規ディーラー様へ入庫をお勧め致します。ディーラー様から協力工場様での修理となりますが協力工場様が車メーカーの指定工場かどうか確認される事が良いのではと思います。また、ディーラーのアドバイザーが鈑金塗装に対して知識があるかも基準にして良いと思います。依頼するディーラーが鈑金塗装の品質に対してどんな取り組みをしているのかが判断基準になるかと思います。下請けに丸投げをする様な所ではなくエンドユーザーの事を考えた修理や、環境問題や品質に付いても取り組んでいるディーラーが良いと思います。早い修理がエンドユーザーの希望に何っていますが、品質は後回しになりやすく、エンドユーザーの要望も品質よりも早くとディーラーが勘違いしていると思われます。
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車メーカー指定協力工場、塗料メーカーの推奨工場であるかが一つの目安になると思います。また、お客様が何を基本として工場を選ぶかにもよると思います。クオリティーの高い板金塗装なのか、仕上がりと金額が標準であるか、または、安くて早くを希望するかです。実際に早くて安くて高品質は矛盾があります。このQ&Aを読んで頂いて、お客様の知識がアップする事でお店に質問して下さい。お店の方が親切に解りやすく説明してくれて、工場内の設備や機械を実際に見せながら案内してくれれば安心出来ると思います。工場を案内してもらう時は、質問し色々聞いてください。素人であるお客様が恥ずかしがらず不思議と思った事や疑問には担当者に聞くことが信頼関係を築く事となり安心して修理に出せると思います。保� ��書の発行も安心出来る1つの選択方法ですが、あまり拘らなくても良いと思います。
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